ジ Nissan Z ヘリテージエディション:レトロ・アイコンがアメリカ上陸

1969年のS30世代のスポーツカーにインスパイアされたZ Heritage Editionは、エクスクルーシブな塗装のSight Orangeと、ボンネットからルーフ、トランクまで延びるブラックのデカールを組み合わせています。サイドステッカーや、リアフェンダーのエンブレム周りのHeritage Editionロゴも、ノスタルジックな印象を演出します。分割式のフロントグリルも、オリジナルのZのデザインを彷彿とさせます。

Nissan Z Heritage Edition

日本版との比較

日本仕様にはFairlady Z Customized Editionという名前で、グリル上部とリアスポイラーにレトロなエンブレムが付いていますが、アメリカ仕様も負けていません。フェンダーにさりげないアレンジと、同じくブラック仕上げされた19インチのホイールを採用し、クラシックなデザインに現代的なアクセントを加えています。

米国での仕様と価格

米国では、Z Heritage EditionZ Performanceグレードをベースにしており、6速マニュアルまたは9速オートマチックのいずれかのトランスミッションを選ぶことができます。価格は基本モデルで$60,275(約847万円)、これには輸送・手数料が含まれ、通常のZ Performanceより$6,165(約86万円)高くなっています。より高性能を求める愛好者には、Z Nismoも用意されており、こちらは$66,890(約941万円)でオートマチックのみとなります。

限定生産と販売状況

Nissanは、何台生産されるか正式には発表していませんが、Z Heritage Editionの生産は限定的で、2024年モデルのみの限定販売です。第1四半期の米国におけるZの販売台数は44%増の671台となり、販売台数では44.4%減のToyota Supraを上回りました。

    Author: Fabio Isidoro

    Canal Carroの創設者兼編集長である彼は、自動車の世界を深く情熱的に探求することに専心しています。自動車とテクノロジーの愛好家として、質の高い情報と批評的な視点を融合させ、国内外の自動車に関する技術コンテンツや詳細な分析を執筆しています。

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